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ベッドの処理は思った以上に大変な作業でした

世の中の不用品の再利用を謳った業者は時代のニーズに合わせて増えているでしょうか。美辞麗句を紙面一端に並べたチラシや広告を受け取ったことは誰しもが経験があることだと思います。その思惑が外れた、私の経験について書かせていただきます。

マンションタイプに限らず、昨今の住宅事情い合わせてベッドが普及したことは言うまでもないことです。ベッドの一番の利点はふとんの上げ下ろしの手間が省けるということ。私はこれを信じてベッドを購入しました。それから月日が流れて引っ越しすることになり、長年愛用したベッドをどうするかの思案に迫られました。

鉄パイプを組み立ててその上に板を敷くという簡便なタイプでしたので、経年の汚れも目立ち、移転先で新規購入が決まりました。処分する当てはこういう時のために取っておいたチラシの電話番号。さっそく確認のために受話器を挙げました。

ですが意に反して相手からの返事は「無料では引き取れない」というものでしたよ。「何でも無料引取り」という文字が恨めしく思えました。話が違うと思いながらも交渉しましたが、結論は論外の料金請求となり、決裂となりましたが。それから手当たり次第に同様の業者に電話してみても結果は全くの同じ。中古品の販売業者も「ベッドは扱わない」とのことでした。しかたなく市の不燃ごみとして処理することにしましたが、「有料」という現実が私を襲ったのです。しかも業者より高い。

私の市ではごみの回収の際に定められたごみ袋に収納できて、かつ一定の重量以下ならば無料での対象となることが明記されていましたから、家の物置に放置されていた金鋸を引っ張り出し、切断することにしました。実際にやってみるとなかなかに大変な作業でした。普段肉体を駆使する仕事から遠ざかっているせいもあってか、細いパイプを一本ごとに定められた長さに切ることは相当な肉体的な負担となったのです。どうにか全部切り終えて体重計に載せてみると2袋分となったことを思えています。金属の切断面がありますので、「危険」と赤筆した注意書きを添えたことを忘れていませんでした。

回収前夜に人目を憚りながら(別に違反をしているわけではないのですが)持ち出した時は、「もし拒否されたらどうしょうか」という不安も感じていましたね。翌朝、すっかり片付いているごみ置き場を確認してほっと安堵できました。わずかな出費を出し惜しんだ、とは現在でも考えてはいません。

私は全部一人で問題を解決することができたのですから。その後当分の間、腕の疲れと指の痺れが残っていたことをこの文章を書く際に思い出し、懐かしい思いに浸りながら作業をさせていただきました。

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